いじめ予防プログラムTRIPLE-CHANGE

公益社団法人 子どもの発達科学研究所では、先行研究を活かし、アメリカで科学的根拠があると証明されているプログラムを参考に、我が国の学校で実施可能な「いじめ予防プログラムTRIPLE-CHANGE」を開発しました。
今まで受講された皆様により、多くの学校現場で実践され、効果をあげています。
このセミナーでは、たくさんの事例を通していじめ問題に関する「正しい知識」「正しい技法」を提供しています。また、受講後すぐに現場で取り組めるように、「指導案」「教材」も準備しています。
是非、この講座を受講後、いじめ対策リーダーとしてご活躍ください。

いじめ対応の合い言葉「や・は・た」

いじめかもしれない出来事が起きたとき、その被害者や目撃者がどのような行動を取ればいいのか、ということについて、既にいくつかの研究があり、私たちはその中から3つの行動を取り上げることにしました。そして、それぞれの行動を子どもたちにわかりやすく伝え、いつでも使えるようにするために、「や・は・た」という合い言葉を設定しました。
いじめ対応の合い言葉「や・は・た」についてポスターの購入について

いじめ予防プログラムTRIPLE-CHANGE ベーシックコース(動画講座)

内容 ●第1講座:いじめに関する科学的事実(90分)いじめについてわかっていること
  1. 「いじめに関する科学的事実」
  2. 「我が国の現状と対策」
  3. 「シナリオスタディⅠ」
  4. 「いじめの定義と2つのキーワード」
  5. 「いじめに関係する人々」
  6. 「傍観者を変える」
●第2講座:いじめをなくすためにできること(90分)科学を使う具体的方法
  1. 「いじめをなくすシステム」
  2. 「私たちの研究からわかったこと」
  3. 「いじめについての知識の整理」
  4. 「シナリオスタディⅡ、まとめ」
受講料(税込) 【初受講】6,600円(資料代込)
【再受講】3,300円(資料代込)
  • 本講座(ベーシック)修了済の方、または2017年8月までの「いじめ予防プログラム2Dayワークショップ」全講義を受講済の方が対象です。
対象教員、教育関係者を中心に、18歳以上ならどなたでも参加可能

動画講座のお申し込みは こちら

いじめ予防プログラムTRIPLE-CHANGE 認定講師

  • 講師名:くーぴー
    • こころの発達アテンダント認定講師
    • いじめ予防プログラムTRIPLE-CHANGE認定講師
    • 保育士 幼稚園教諭

    講師より:多くの大人が情熱的な指導をし、愛情を注いでもいじめはなくなっていません。大事な時間を効率よく使い、道具の1つとして科学を学びましょう。科学を使うメリットは、大人と子どもが共通のキーワードを元に状況を整理できいじめの深刻化を防げることです。先生も保護者も、教育委員会も地域の方も「科学」という共通の軸を基盤に手をつなぎ安全な学校を実現しましょう。

  • 講師名:渡下 慎也
    • こころの発達アテンダント 認定講師
    • 学びの発達アテンダント 認定講師
    • 「教育に科学を!」科学研究講座 認定講師
    • いじめ予防プログラムTRIPLE-CHANGE 認定講師
    • 京都府公立小学校教諭

    講師より:皆さんは、加害者・被害者・傍観者の特徴を言えますか?さらに、具体的な大人の行動を考えることができますか?科学的なアプローチを用いて、どうすればいじめをなくせるか一緒に考えましょう。

  • 講師名:亀井 泰子
    • いじめ予防プログラムTRIPLE-CHANGE 認定講師
    • CAPスペシャリスト

    講師より:みなさまこんにちは。いじめという言葉では済まされないような痛ましいニュースを見聞きするようになりました。「もっと大人に出来る事はないだろうか」と模索していましたらTRIPLE-CHANGEと出会いました。加害者・被害者・傍観者は後に成人になってからも良くない影響を受けることが証明されていますので早くからの予防はとても大切です。「科学」というブレない軸を元に大人と子どもが共通のキーワードを使い具体的に行動の仕方や問題解決の方法といった生涯役に立つスキルを身に着けることができます。勇気と希望を貰えるプログラムです。

  • 講師名:大石 貴範
    • いじめ予防プログラムTRIPLE-CHANGE 認定講師
    • 公立中学校教諭

    講師より:「いじめをしてはならない」すべての学校でそう教えているはずなのに、いじめで多くの子どもが傷つき、命に関わる事件が後をたちません。多くの先生方がいじめ防止や対応の困難さに悩みながら、現場で戦っていると思います。私もその一人です。いじめ防止やいじめの早期解決のためには「いじめに関する知識の共有」が不可欠です。一人でも多くの先生に情報を知っていただき、現場で広げていただきたいと思います。

  • 講師名:黒光 さおり
    • いじめ予防プログラムTRIPLE-CHANGE 認定講師
    • 社会福祉士
    • 公認心理師
    • 特別支援教育士
    • スクールソーシャルワーカー・カウンセラー

    講師より:いじめが起きると、大人は「仲直りをさせる」ことで解決を図ります。それは大切ですが、こども自身の考え方が修正できていないことがあり、再発しやすいです。周りの大人が、いじめを科学的に理解していないと、こどもの考え方を修正することはできません。また、いじめが起きる前に、こどもや周りの大人がいじめを科学的に理解することは、予防に大きな効果がありますTRIPLE‐CHANGEは「目からうろこ」のすべての子どもを守る学びです。